Concept
FENNELとは
FENNEL(フェンネル)は、ヨーロッパでよく食べられている、セロリに似た香味野菜の名前です。
私達がヨーロッパ野菜の栽培を始めた頃、一番栽培が難しく、なかなか売れなった野菜がフェンネルでした。
「難しいことに挑戦する気持ちを持ち続けよう」との思いから、FENNELという会社名をつけました。
Policy
価値ある農産物を作り新しい
農業の形を創造する
実は、ヨーロッパ野菜を作ることが目的ではありません。
「求められる農産物、価値ある農産物とは何か」を常に考えながら
50年後、100年後につながる農業の形を探し続けています。
Message
社長挨拶
僕の家は20代以上続く農家です。
ヨーロッパ野菜を作り始めるまでは小松菜を作って、
浦和の市場に卸していました。
2013年にヨーロッパ野菜を作り始めてからは、大変なことだらけでした。
注文を貰った野菜が天候不順で育たない。うまくできても売り先がない。
「作るより売る方が100倍難しい」とも思いました。
生産者も考え方はさまざま、いつも意見が合うわけじゃありません。
それでも僕らが野菜を作り続ける理由は、
使ってくれるシェフやお客さんの反応を見る楽しみを知ってしまったから。
「シェフたちはどんな顔をして僕らの野菜を料理してくれるだろうか」
「お客さんはどんな顔をして僕らの野菜を食べるのだろうか」
想像しながら、僕らは毎日畑に向かいます。
代表取締役社長 森田 剛史
Overview
会社概要
社名 | 株式会社FENNEL |
設立 | 2022年1月14日 |
代表取締役社長 | 森田 剛史 |
所在地 | 〒339−0024 埼玉県さいたま市岩槻区釣上385−1 |
適格請求者発行番号 (インボイス番号) | T4030001146380 |
History
会社の成り立ち
栽培の始まり
2013年、さいたま市のレストランなどから「イタリア野菜を栽培してみないか」という声がかかりました。
見たこともない野菜。面白そうだけれど、本当に作れるだろうか、売れるだろうか。
半信半疑と言うより疑いのほうが大きかったですが、まずは試しに作ってみようと10人ほどの仲間が試験栽培をはじめ、実際に出荷できたのは4人だけ。
この時、1人だけぶっちぎりで栽培面積が大きかったのが、現社長の森田です。
続けた理由
正直、最初の年の成果は散々でした。上手く作れないし、思ったより売れない。
普通の野菜は作れば誰かが買ってくれますが、ヨーロッパ野菜は自分で売り先を探さないと売れ残ってしまう。上手に作るのも売るのも本当に難しい。
栽培をやめてしまう仲間もいましたが、僕らは作り続ける決断をしました。
続けた理由は、上手くできなくて悔しかったのと、少しだけ可能性も感じたから。
農事組合法人を作る
2016年、野菜を買ってくれる卸売業者やレストランが増えてきました。
畑の見学に来てくれるシェフたちも増えました。
彼らのレストランに行くと、自分たちが作った野菜を、素晴らしい料理にして食べさせてくれます。僕らの野菜が必要とされている。
今後も栽培を続けていく覚悟を持って、「農事組合法人FENNEL」という組合を作りました。
株式会社を作る
僕らの産地は、ヨーロッパ野菜の多品目産地としては国内最大級になりました。
栽培を手伝ってくれる生産者も増えて、さらに組織を大きくする必要が出てきました。
もっと自由に、時代にあった経営をめざして、2022年に株式会社FENNELを立ち上げました。