voice シェフからの声

FENNELの野菜との出会いを教えてください

生産者がヨーロッパ野菜を作り始める前からのお付き合いですね。
2013年に、生産者に「イタリア野菜が欲しいので作ってくれないか」と声掛けして、栽培を始めたのが現在のFENNELメンバーです。

自宅からレストランに向かう途中の通勤路にメンバーの畑があったので野菜が出来上がる前から頻繁に畑を訪れて、自分たちが使いたい野菜のサイズや状態、収穫のタイミングなどを伝えてきました。

特に思い入れのある野菜や、好きな使い方を教えてください。

森田さんのチーマ・ディ・ラーパと花ズッキーニです。
チーマ・ディ・ラーパは年々、栽培の腕が上がって、旨味と甘味が増していくのを実感しました。
花ズッキーニは、収穫期になるとフリットとして出しています。
届いた当日は、鮮度が良すぎて包めないくらいパリッとしています。
毎年、初夏の花ズッキーニを楽しみにしているお客様も多く、ヨロ研カフェの確固たる人気を築いた看板メニューになりました。

FENNELの野菜で気に入っているところは？

市場で買う野菜と明確に違いを感じるのは、瑞々しさですね。
加熱した時、市場で買った野菜は水を足さないと火が通らないけれど
FENNELの野菜は、野菜そのものの水分で火を通すことができる。
水を足さない分、野菜の味をしっかり感じられる料理になります。